日本初期新聞(冊子型新聞)
手持ちの資料から、不定期に少しずつ追加・更新していきます。
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詳細不明。表紙に鉛筆書きで「一八六〇年」とあるが、これがそのまま日本での発行年を示すとは考えにくい。宮内庁図書寮に同名の資料が8冊所蔵されているが、そのいずれとも一致せず。内容は、アロー戦争の最終局面を報じたもの。詳細こちら
所蔵:1冊
洋書調書(1862(文久2)年、蕃書調書を改称)が、中国で発行された漢文の新聞を翻刻発行。「翻刻新聞」と呼ばれるものの一つ。
所蔵:2冊
横浜で発行された筆写新聞。横浜に入ってきた外国の新聞の中から記事を翻訳、手書きで発行したもの。同じ新聞のようだが、複数の題号が存在する。「翻刻新聞」に対して「翻訳新聞」とよばれる。
所蔵:数冊
アメリカ人ウェン・リートと岸田吟香によって発行された、左幕派の新聞。1868(慶応4)年~1870(明治3)年まで発行。
所蔵:第15号1冊
新政府側が太政官で編集、京都の書肆・村上勘兵衛に印刷させた新聞で、「官報」の前身ともいわれる。1868(慶応4)年2月発刊。
所蔵:第18号、19号、61号ほか数冊。
東京、明治元年創刊。所蔵は、京都で作られた「太政官翻刻頒行本」(発行:御用御書物所、村上勘兵衛ほか)。刊行状態不明だが、手持ちの資料で明治元年10月(第1号)~12月(第10号)。国立国会図書館の所蔵状況から、17号までは存在しているらしい。
所蔵:第1号-第10号。
東京、1868(慶応4)年発行。
所蔵:第4号-第7号。
京都、村上勘兵衛発行。1868(慶応4)年3月~閏4月の間に7号まで発行。
所蔵:第1号-第7号揃。
大阪・浪華知新館から週刊で発行された新聞。1868(慶応4)年閏4月創刊。同年9月に第17号で廃刊。
所蔵:第11号1冊。
橋爪貫一らにより、「海軍博聞会社」より発行。1868(慶応4)年閏4月~6月まで18号発行。
所蔵:第6号1冊。
東京。1870(明治3)年7月20日~翌年8月1日まで51号発行。
所蔵:第8号1冊。